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時代の流れとともに、指導者に求められる演奏も変化してきたと感じています。
聴く側の感性が変わってきたからです。
耳ではなく→目で見る演奏へ。
いいねが多かったり、派手に弾く演奏が好まれます。
例えば、子供の身体では鳴らせないグランドピアノで表現を重視した演奏や、コンクール受賞歴で上手いと判断されてしまう流れを感じているのは、随分と前からです。
ピアノの表現は身体が大きくなれば、音楽の感性と共に成長していきますので、身体の成長を待つことを優先としています。
まずは、姿勢を整えること。
身体が小さい子供たちに、表現の指導を重視すると必ず身体の軸がブレていきます。
子供の時期に重視したいのは何よりも姿勢です。
時代の流れが変わっても、美しい演奏へ導くためには何が必要なのかは、常に考えていきたいと想う日々です。