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1週間前のレッスンで悔し涙を流した生徒さん。
レッスンに来る前も一生懸命練習したのに、どうしても弾けない3小節があり、演奏中に悔しくて涙を流しました。

今まで生徒さんが涙を流したことはありませんでしたので、とても悔しかったのだと思います。
悔しい想いが伝わってきて、私も泣きそうになりました。
回数をこなすのも大切ですが、それだけでは弾けるようにならないこともありますので、ある練習を重ねてもらった結果、一週間後のレッスンでは弾けなかった3小節が、余裕を持って弾けるようになっていました。
ピアノを続けていくと、必ず弾けない小節が出てきます。諦めるのか、細かい練習を重ねて弾けるようになりたいのかは生徒さん次第です。
昔とは違い、目先の楽しさが先行する時代となり、忍耐強く取り組む経験が少なくなった現代。ある程度弾けていれば合格にすることもできますし、易しくアレンジすることもできます。
生徒さんの場合は、弾けるようになりたいという強い想いで一週間頑張ったので、自信を持って弾けるようになりました。
お母様も、先週の悔し涙からの成長を喜んでいらっしゃって、まだまだ上手になれる‼と前向きなお話をいただきました。
いつもポジティブに支えて下さるお母様のお力も大きく、生徒さんは弾けなかった3小節が弾けるようになったのです。
ピアノは決して楽しいだけでは続けられない習い事で、時には、心の強さも必要です。
生徒さんにとって、先週の悔し涙は、大きな成功のきっかけとなり、大きな自信に繋がりました。
更に素晴らしい演奏になるよう重ねていきましょう‼
生徒さんの成長に感動したレッスンでした。